一緒に声をあげませんか OneVoiceキャンペーンの紹介
〖 性犯罪の刑法改正にむけて 〗
「親子間でも真摯な同意に基づく性行為がないとは言えない」
このショッキングな発言は、国の性犯罪刑法の議論の場で出てきたものです。
性犯罪の刑法改正を、市民の声で訴えていく必要があります。
そこで今回は
一般社団法人Springの
OneVoiceキャンペーンを紹介します。
国会に
「刑法改正の見直しは必要だ」という市民の声を届けよう!という運動です。
今年、性犯罪の無罪判決が相次ぎましたが2020年に現行の刑法の見直しがされるかどうかはまだ分かりません。(検討委員会で、見直しが必要と判断されなくてはなりません)
現行刑法の課題は
・暴行脅迫があったと立証できなければ不同意でも罪に問えない
・パートナーからの被害(DV被害)が認定されない
・上司と部下、先生と生徒、などの関係性は考慮されず対等でない関係における被害が潜在化しやすい
・13歳以上の被害者は暴行脅迫要件が適用される
・時効(強制性交等罪10年、強制わいせつ罪7年)が過ぎたら罪に問えない
などです。
よかったら見直しの必要性を一緒に訴えませんか。
目標は一都道府県1000人、合計47000人の声を集めることです。
▼参加方法はこちら
これだけ無罪判決が相次いだので当然見直しはされるだろう、と思っていましたが
冒頭でも取り上げたように
2015年7月 院内集会
法務省職員による「刑法検討会まとめの報告」には
「親子間でも真摯な同意に基づく性行為がないとは言えない」
「被害者が積極的に監護者(親)にせまった場合…」
などの発言が検討会や審議会で出たと記されています。
性暴力被害のことをまったく知らない人が、性犯罪の法律に関わっています。
私はこれを知って、黙って偉い人たちに任せてはいられない
現行の刑法は見直しが必要だと訴えていかないといけない、と思いました。
専門家の間では見直しを必要としない、との声も多くあがっています。(いずれも性暴力被害の実態への理解が浅い立場の方々と思われます)
このままでは見直しが見送られることも有り得ます。
▼1人でも多くの方に参加してもらいたいです。