ねこよりまるい | 性虐待サバイバー

性虐待サバイバーの体験記と日常。虐待から10年、元気に生きています。似た経験をされた方、他のことで辛い方、そうでない方とも繋がりたい。できる活動や勉強を少しずつ。

家庭環境 親の顔色をうかがう日々

自然豊かな田舎の村で育ちました。

振り返ってみると

家ではいつも親の顔色を窺っていました。

両親にとって「家」は「自分にとって心地よければいい場所」で

子どもがどう感じるかは、考えていないようでした。

昔の田舎の家ではよくあることなのかもしれません。

父は思い通りにならないとすぐに不機嫌になり、怒鳴り声をあげる人で

新婚当初から母に手をあげていました。

表向きは町役場勤めの公務員ですが、

DV、不倫、家のお金を不倫相手につぎ込んで借金、私への性虐待など、

やってることはクズでs 酷かったです。

母は自分の考え以外は認められない人でした。いつも人に対して腹を立てていて、

四六時中家族や人の悪口を言っていました。

加えて祖母と母の関係も険悪でした。

毎日、家中に嫌な感情が充満していて、居心地が悪かったです。

両親が不機嫌にならないようにいつも気をもんでいました。

親から離れた今でも、声を荒げる人や怒りっぽい人を見ると

不安になり、恐怖を感じて萎縮してしまいます。

自分は悪くないのに、自分が責められているような気持ちになります。

 

機嫌を損ねると自分の生活が脅かされる不安

小学生の頃、英会話や水泳など、いくつか習い事をしていました。

その際、親に車で送迎してもらうのですが、うちの親は時間にとてもルーズで

大概いつも遅刻していました。そしてそれで先生に叱られるのは私でした。

私も「親の都合で遅れました」と言えればよかったんですけど、

そういうことが上手く言えませんでした。

後でそのことで親に文句を言うと

「送ってもらいながら文句を言うな!

そんなこと言うならもう送ってやらん!」と激高されました。

今思うと、どう考えても親が悪いのですが

機嫌が悪くなるとすぐ「それならもう○○してやらん!」と怒鳴る親でした。

こちらも色んな場所に送ってもらえなくなると困るので、謝って許してもらうしかありませんでした。

子どもの生活や生存が親にかかっている以上、

こういう言動は子どもにとって脅迫であり

子どもを一人の人間として認めずに、自分の支配下に置こうとする言動だと思います。

こういうことから、親に思っていることを言うのが難しく感じるようになりました。

 

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