フラワーデモに参加しました
6月11日
全国約9ヶ所で開催されたフラワーデモ
私は名古屋で参加してきました。
立て続けに起きた性犯罪の無罪判決に対して
「私たちはもう黙らない」
「性犯罪の不当な無罪判決に抗議します」
「性暴力を許さない」
などプラカードや花を持った約200人の人が
栄の希望の広場噴水前に集まりました。
体調が心配でしたが、行ってしまえば元気に過ごせました。
主催者の方
Thriveのカナさん
産婦人科医の先生
先だってこのブログで紹介させて頂いた、
娘さんが被害に遭われた件で闘われているお母さん
など8名の方が前に出てスピーチされました。
このお母さんは、娘さんの手紙を読んでくれました。
傷を負いながら勇気を出してその傷を警察や検察にさらけ出したのに報われなかった。
「私はもう大人を信用出来ない」
どんな思いで口にしたのかと。。
…涙が出ました。
他にも、夜の仕事をしていた時に剥き出しの性欲を向けられて傷つき、また、傷つけられる同僚を見てきた経験を語られた方
被害者の一見矛盾するような行動を自ら分析し、それを知って欲しい、そして加害者が罰せられることで被害者も加害者も救われるのだと声をあげる方
みんな自身の経験や思いを語り
もっと被害への理解が広まって欲しい
このようなことで傷つく人がなくなってほしいと願っていました。
拍手や声援がおき、会場は温かい空気でした。
終わってから、他の参加者の方とお話したり
デモの感想のインタビューを受けたりしました。
マスコミの方も多かったので
今日は各局のニュースで取り上げられると思います。
映って大丈夫な参加者とそうでない参加者で立ち位置が決められていて、配慮がなされていました。
来月は名古屋がメイン会場となり
デモの発起人である北原みのりさんが来られるそうです。
性被害に対して沈黙を強いられる空気が蔓延していたのが
このように声をあげられる場所ができたことに感動しています。
先に声をあげてくれた方々のおかげで少しずつ訴えられるようになってきている。
この熱が一過性のものになりませんように。
うねりを止めずに、社会が変わるまで、続ける。
変わらざるを得ない無視出来ない状況をみんなの手で作っていけたらと思います。
だけど、正直デモに参加するのにはびびっていました。
デモ、抗議する人、、ウオーーッて何か言ってるイメージ
海外では若者が政治に対して抗議デモに参加するのが普通な印象だけど(それも良いなぁと思う)
どうもこの国では
「え、熱い人なの?(笑)」みたいな目で見られるような気がして。
フラワーデモの名前の意味を聞いてハードルが下がったのと
実際行ってみたら温かい雰囲気で安心しました。
人目が怖いびびりは
簡単には変わりません。。
フラワーデモのレポートでした。