不妊治療⑱ 移植5回目
毎回、判定日の時に
先生は
「続けて移植することもできますが、休むこともできます。どうしますか?」
と聞いてくれました。
一旦治療を休む選択肢もあったと思います。
この3周期
陰性続きで気持ちが滅入っていました。
しかし、休むことも私にとって勇気のいることでした。
1ヶ月間、前に進めない状態で、その間一体どんな気持ちで過ごせば良いの?
それを考えると恐ろしくて「何かしていた方がマシ」でした。
だからお休み期間は設けませんでした。
現状から、とにかく早く抜け出したかった。
出口の見えない真っ暗なトンネルを、
がむしゃらに突き進んでいるような感覚でした。
(沼だったりトンネルだったり… 笑 )
11/3 D2
5回目の移植周期
今周期は薬が増えました。
子宮内を低酸素状態に保つ
ペントキシフィリンとシナール
血流もよくなるらしい。
少しでも確率を上げるためにと、勧められました。
ただこの薬、副作用が多いです…
むかむか吐き気がして、倦怠感、
頭痛、下痢、胃がずっと不快な感じ…
判定まで飲み続けるのが憂鬱でした。
憂鬱すぎて、1度ブログでも紹介しています(笑) ↓
こんな辛くなるの飲んでもなぁ!
卵の質が良くなかったらなぁ!
意味がないんだよ!なぁ!
酔っ払いみたい…
ヤケになりながら飲みました。
11/12 D11
副作用はだいぶマシになってきました。
飲み続けることで体に出る副作用の程度も変わってくるらしい。
よかった〜
11/26 移植
5回目です。
初めての移植のときはね、
戦地に送り出される軍人さんの気持ちでした。
駅のホーム(Twitterのタイムライン)で
バンザーイバンザーイ!と送り出されて
行って参ります!!(`・ω・´)キリッ て感じ。
今ではすっかり
ベルトコンベアに乗った ”ぐでたま” です。
「ぁ〜〜… 好きにしてくれ…」って感じです。
胚の説明を受けます。
ぐでたま でもこの瞬間は緊張する。。
卵4つ融解し
1つは壊れ、1つは分解せず。
もう前半聞いて絶望。真っ青です。
でも残り2つが、
8Eと6Aでした。
Aの卵、とってもキレイだった。
コーディネーターさんが
コソッと「次こそ上手くいくといいね」と言ってくれて
また泣いてしまいました。