ねこよりまるい | 性虐待サバイバー

性虐待サバイバーの体験記と日常。虐待から10年、元気に生きています。似た経験をされた方、他のことで辛い方、そうでない方とも繋がりたい。できる活動や勉強を少しずつ。

1月のピアサポートの集まり

今日は月に一度の
Thrive(性被害、DV、虐待などのトラウマを抱える方のための支援グループ)による
ピアサポートの集まりに参加してきました。

参加は2回目です。

行く前は
「行って何か話せることあるかな〜」
「話しててしんどくならないかな〜」
という思いがありましたが

集まる人達に会いたい気持ちが優先していて、
「無理して話さなくても良いし、その時言いたいことがあったら話そう」と気楽に考えて参加しました。


実際に行ったら言葉が出る出る
まとまりはないけれども。
私、話したかったのかな


↓こんなことを話しました

「性虐待被害の記憶は、色んな人に話す機会があったので、そのおかげで今と切り離すことができている、と思っていたが、今も怒りがすごくある。常に怒りのエネルギーがあって、それがいつも出てくる。夢にも見る。テレビの話題(性の問題)などに敏感で、すぐ怒りが出てくる。あー今も振り回されているんだな。しんどい。どうしたらいいんだろう」


「もう何があっても実家には行きたくないので、夫から夫の両親に私の親のことを説明してもらうことになった。葬式が出たら実家に行かなきゃ…というプレッシャーがなくなった」


「夫は理解者でいてくれているが、言葉で状態が説明出来ないほど情緒不安定になると、その私の態度で機嫌が悪くなることがある。本当に辛いところは理解してもらえないので、絶望、孤独感がある。……だか、それは落ち着いて考えれば当たり前のこと。夫は健全な家庭で育ったのだから、親が憎いとかこの嫌悪感からここまで辛くなってしまう状態を理解できなくて当たり前。」


ふだん到底人には言えないことを口にする

自分が話す言葉を自分でも聞く

人にも聞いてもらう

それだけなのに
それでこの思いから、少し距離を取れるようになる


また、人の話を聞いて

自分でも見えていなかった自分の気持ちに気づいたり

(私も孤独感があるな等)

視点の違いから気づきをもらったりする

(怒りの底には悲しみがあること、それを癒す必要があること等)


すごいことだなと思う


やっぱり行ってよかった


もっと一人ひとりの方とお話したい気持ち。。


お隣に座っていた方が「ブログ全部読みました」と話しかけて下さいました


なんと…なんと!
ありがたや。。
(少し恥ずかしいけど)嬉しかったなぁ