ねこよりまるい | 性虐待サバイバー

性虐待サバイバーの体験記と日常。虐待から10年、元気に生きています。似た経験をされた方、他のことで辛い方、そうでない方とも繋がりたい。できる活動や勉強を少しずつ。

ネットの中で過去の自分を見つけて思ったこと

思い立ってブログを書き始めて
他の方のブログや、ツイッターも見るようになりました。


ネット上では今も辛い思いをしている人を沢山目にします。



私さえいなくなれば

自分なんていらない

自分はなんでこんな人間なんだろう

生きていることが恥ずかしい

めんどくさい人間でごめんなさい

何もかも嫌。でもこんな自分が1番嫌

あんな親のもとで育った私は汚い

もう二度と普通の世界には戻れない

認めてもらいたいから出来ることを増やそう




忘れていたけれど
ああ私もこういう気持ちだった

苦しい出来事や気持ちを
自分だけでは細部まで思い出せなくなっています。


1人で泣いていた頃の私を見つけたような
驚きと悲しみで胸が痛い


傍に行って抱きしめたくなる

一緒に泣きたい

一緒に美味しいものを食べたい

何か癒されるような、楽になれるようなことを
一緒にしたい


もし過去の自分に会いに行けたら
と考えることがあります。

もし会えたら
児相に飛び込もうかどうか悩んでるその背中を思いっきり押します。

「いいから飛び込め!電話の発信ボタンを押せ!あとのことは何とでもなる!!」

その後どんなつらい現実が待っていたとしても、
私の存在が踏みにじられている状態が続くことの方が絶対によくなかった。
私にとってあれが1番悪いことだった。


いや、でも、これだと当時の私を説得出来ないかもしれない。

今の私なら「飛び込め!」と言えるけれど
当時の私には、どうしても大人に言えない言いたくないことだったし

もし勇気を出してSOSを発信しても、受け取ってもらえなかったら余計に傷つくし

「あとのことは生きてれば何とでもなる!!」って
それもそうなんだけど、当人にしてみれば先が見えないことはやっぱりどうしようもなく怖いし。


じっくり本人と話をして、話すのに時間がかかりそうだったら安全な場所に泊めさせたりして

一緒にどうしていくか考えて…ってしたらいいのかな

妄想が膨らみます


こういうこと考えていると
そもそも、なんで子どもがこんな思いしなきゃいけないのかな、というところに行きつく。

身勝手な大人に傷つけられて、辛くてSOSを出そうかどうか悩んで、結局言えなくて



大人の言動は、良くも悪くも子どもに大きな影響を与えるんだよ!

軽率な心ない言動が一生の傷を負わせることになるんだよ!

大人は子どもを傷つけるんじゃなくて、守る存在であるべきだよ


これは大人になった今、自分にも言い聞かせていることです


自分より立場の弱い相手に
好き勝手振舞おうとする心は多分誰にでもある

弱っている時にそれは特に出やすい


それでも、子どもからしたら「たまったもんじゃない」
駄目なものは駄目だ


子どもが安心して生きられるようになってほしい









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